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きんたい米
八尾廃校SATODUKURI BASEのある高安地域には、絶滅危惧種である淡水魚「ニッポンバラタナゴ(通称:きんたい」が生息しています。
このきんたいが生息できる環境を保全するために、色んな取り組みを進めています。
そのひとつが、「きんたい米」。
「きんたい米」は、きんたいのいるため池の水を使ってできたお米です。
きんたいは、高安地域のため池に生息していますが、ため池の環境を維持するためには定期的に水を抜く必要があります。
昔は、ため池の水を農業で使うことが当たり前だったので、自然とため池の環境が守られていましたが、徐々にため池の水を利用する農家が減っています。それと同時に、ため池の環境も悪化し、悪いところでは不法投棄されていることも…。
そうならないように、保護池では年に一度「ドビ流し」と言って、池の水を抜く活動をしています。
▼ドビ流しの様子は動画でもご覧いただけます。
また、きんたいのためには、もちろん農薬も良くありません。
そんなたくさんの想いが詰め込まれてできたのが、「きんたい米」です。
※きんたい米の販売収益の一部は、ニッポンバラタナゴの保全に役立てます。
※きんたい米はひのひかりの苗を使用しています。
◾️きんたい米に込めた願い
きんたい米は、生産農家さんからNPO法人ニッポンバラタナゴ高安研究会が直接購入・販売することで
販売に必要なコストを削減し、利益をより多く農家さんへ還元されるようにしています。
そのため、きんたい米が地域ブランド化され、趣旨に賛同して下さる農家さんが増えることで、ニッポンバラタナゴが生息するため池に付加価値がつき、これまで放棄されてきたため池がニッポンバラタナゴの保護池へと生まれ変わっていくことが一番の願いです。