Ｑ意外な一面と言いますか、とてもパワフルで驚きました。もともと食に関わっていらしたんですね。食材のこだわりなども教えてください。

料理は、大学卒業後の就職先にレストラン事業部があって、色んな調理法と接客を学びました。特に、学生時代にアルバイトをしていたリッツ・カールトンでは、接客の基礎を教えていただいて。今も接客の土台になっています。食材については、パテやソーセージ、柑橘類など、個人的に繋がりのある信頼している方や応援したいものを使うようにしています。お菓子に関しては、なるべく体に負担のないものを選んでいますね。

Ｑ高安地域でお気に入りの場所はどこですか？

恩智神社は月2-3回お参りに行きます。とても静かな環境で気分転換になるんです。自分をととのえる場所ですね。その近くの、茶吉庵さんで習い事をしたりもしています。基本的に料理という形に残らないものを作っているので、形に残るものを作る体験が楽しくて。娘との共同制作もしたりしています。

Ｑ今後、お店としてどうなっていきたいと思いますか？

色んな世代の方にライフラインとして使ってもらえたらいいなと思います。基本的に小さなお子様連れ向けへ作ったお店ではありますが、地域の方々やご高齢の方にも自転車や車に乗れなくてもちょっと出掛けられる、そんな日常の楽しみになれたらいいなと。地域にいるからこそ、頼ってもらえたらお力になりたいと思いますし、出来る範囲でご要望には応えるようにしています。生活の中にあるお店でいたいなと思います。

Ｑこの地域はどう変わっていったらいいなと思いますか？

色んな世代が楽しく交流できるような地域になってほしいですね。昔からいる方と新しく入ってくる方が入り交じる場所なので、お互いのことをなかなか知らない中で、ここを使って接点を持てて交流が進んでくれたらと思います。ありがとうございました！とても居心地の良い空間で、あたたかい想いをお聞きすることができました。

vol. 13 cafe.Petite Pousse